ブータン唯一の柔道場。
そこには柔道畳が無く、フワフワのマットを代用されていました。
その柔道場に柔道畳を敷きたい。
現地で柔道の普及・指導にあたるJICAの堀内氏より古賀先生に打診が。
古賀先生からの「行きましょうか!」の私への一言に「もちろん!」
古賀先生のメッセージをプリントした柔道畳を製作、あとは港から柔道畳の無事航海を祈る。
コルカタ港、そしてインドを超えてブータンまで。
やっと無事現地到着を聞いたのが、準備から約3か月後でした。
景色や空気、すべてが新鮮
【2月16〜17日】 出国→到着後首都ティンプーへ
無事到着の連絡をいただき、いざブータンへ。
関空を夜の便で出発。
翌日バンコクでの乗り換えで古賀先生ご夫妻と合流。
パロ空港に到着後、なかなかの道を車で休憩をしながらゆっくりとティンプーへ。
流れる空気や川の水が美しく、清々しいことこの上なく。
到着日はブータン料理をいただき、古賀先生と民族衣装「ゴ」を購入(女性の衣装は「キラ」という)。
ブータン唯一の柔道場で、心を共有する
【2月18日】 ペルキルスクールの柔道場へ
翌日はティンプーの学校内にあるブータン王国唯一の柔道場に。
柔道選手だけでなく、生徒全員が澄んだ笑顔で迎えてくれました。
敷き詰めた柔道畳の上でのセレモニーにはジゲル・ウゲン・ワンチュク国王弟殿下(ブータン王国オリンピック委員会会長)もご出席くださいました。
特別警備・特別席が設けられ、道場に入ってこられた殿下を見て涙される方も。
古賀先生の挨拶に「精力善用・自他共栄」のお話がありました。
柔道の精神もがこうして海外へ広がっていること、そしてそのお手伝いができていることを嬉しく、また背筋が伸びる思いでいました。
ブータンを思いきり楽しむ
【2月19〜20日】 プナカで観光の後、タクツァン僧院へ
2日間はゆっくりと観光。
古都プナカでの建物や現地の人に触れながら王立僧院学校、民族博物館などに。
そしてやはり、標高3000メートルの絶壁にある「タクツァン僧院」に生徒たちと一緒に登れたことは、最高の思い出。
ほんの50年前には通貨も無く“物々交換”
「急ぎ過ぎず」と言い聞かせながら進む国。
この国の人、この国をと頑張る人。
しあわせの国、多角度から体感。
ペルキルスクールドルジ会長と奥様、生徒皆様、現地柔道指導者でお声掛けいただいた堀内芳洋様、アイデアツアーズ瀬戸隆太さん、現地ガイドの皆さん、お世話になりました。
素敵な機会をありがとうございました。
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